子ども発達学科「教養演習Ⅱ」授業(中山ゼミ)は、人形劇の舞台づくりに取り組み、2024年10月26日(埼学祭初日)に歌と人形劇のステージを上演しました。
9月30日の練習初日の様子。秋期の開始とともに、練習をスタートしました。パペット人形を初めて操る学生がほとんどです。1年生は授業で皆忙しく、練習は週一回の授業時のみ。大学祭本番まで1カ月弱しかないのに間に合うのか、少し不安を抱えながらの始まりでした。しかし、練習時間が少ないからこそ、歌の練習や台詞の確認、人形の操演、人形の場位置の確認など、時間を有効に活用することの重要性を理解できた取り組みでした。
◆人形劇「おおかみのガオリーナちゃん」
森の奥から川口に引っ越してきたばかりのおおかみの子、ガオリーナちゃんはひとりぼっち。毎日、芝川のほとりでため息ばかりのガオリーナちゃん。そんなある日、ガオリーナちゃんは「さいがく保育園」のミミ子先生と出会って……。
ガオリーナちゃんと保育園の子どもたちの友情を描く心温まる物語を、ピアノの生演奏と歌が彩るステージです。
苦労が実り、本番では落ち着いて演じることができました。
弾き歌いの授業で学んだことを生かし、生演奏で上演しました。
「さいがく保育園」のミミ子先生とそら組の子どもたちは毎日芝川のほとりで遊びます。
「おおかみのガオリーナちゃん」は、恥ずかしがりのおおかみの女の子。
ミミ子先生は優しくガオリーナちゃんに声を掛けます。
ガオリーナちゃんもだんだん「さいがく保育園」の子どもたちと仲良しに……。
ナレーション役はアルパカです。
最初は恥ずかしがっていた学生たちも、2回のリハーサルを経て、本番では堂々と演じることができました。また、この人形劇への取り組みを通して、表現面の成長だけでなく、メンバーとの協同と時間の有効活用という、保育者として不可欠な資質を伸ばすことができました。
こちらもご覧ください!!
動画「おおかみのガオリーナちゃん(前半)」
動画「おおかみのガオリーナちゃん(後半)」